某チェーン店にて、隣に親子丼+小うどんセットを頼んだ男が座った。
丼が運ばれてきて、一口食べた時に男の携帯が鳴った。
膳を放り出し店外に出て通話する男。
店員は「ありがとうございましたー」と言い、膳を下げに近づいてきた。
男は携帯に夢中で、膳が下げられそうになっていることに全く気が付いていない。
どうなる、親子丼+小うどんセット(一口食べただけ)の行方!?
…店員さんは異様な残量に気付き、下げようとした手を止めて帰っていった。
ほっとしたような、ガッカリしたような。
1月19日
バスで、後ろの座席に座っていた女子高生二人が
「Suicaができたのって小2の時だったよねー、あの時はほんとびっくりした!」
という話をしていた。
その時すでにいい大人で、なおかつ何の感慨も持たなかった
わが身を振り返って侘しい気持ちになった。
1月16日
展覧会をハシゴ。
渋谷・松濤美術館にて開催中の「村山槐多展」を見る。
「夭折」という言葉にわけもなく憧れた高校時代に好きだった画家である。
大正8年、22歳で亡くなった槐多の死因は結核だと思っていたが、
実はスペイン風邪(インフルエンザ)だったことが今回判明。
恐るべしインフルエンザ。
1月11日
新年会。
友人・栗美ちゃんが持ってきた百人一首で
一気に新年気分が盛り上がる。
私の持ち札、寂蓮法師。
上の句が「む」で始まるのも、下の句が「き」で始まるのもこれ一首だけ。
20年経っても覚えているものですね(トシがばれる)。